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診療科・センター・部門紹介

医療安全推進室


医療安全の基本的な考え方

「医療の原点は思いやり」を基本理念として、患者さん中心の良質で安全な医療を提供し、地域の皆様に信頼され親しまれる病院を目指しています。
患者さんにも医療チームの一員として、積極的に医療に参加していただきます。医療多職種と協働し組織横断的な医療安全対策活動に取り組んでいます。

医療安全管理体制

1. 医療安全推進室

医療安全管理指針に基づき、病院長直轄組織として、組織横断的に本院内の医療安全に係る業務を担っています。
医療安全室長は副院長と兼務で医師、医療安全管理者は専従看護師長、兼務で医師、薬剤師、臨床検査技師、診療放射線技師、臨床工学技士、理学療法士、看護師長、事務員の計22名です。毎週1回集まり、事例分析、対策の立案、院内ラウンドを行っています。

2. 医療安全管理委員会

医療安全管理対策を総合的に企画、実施するための委員会です。
構成員は事業管理者、病院長、副病院長、医療安全管理者、医薬品安全管理責任者、医療放射線安全管理責任者、各部門の責任者31名。
毎月1回委員会を開催しています。

3. 医療安全推進者委員会

医療安全推進室より提示された議題について医療安全対策を検討し、医療安全管理委員会へ提言しています。
構成員は各職種・部門の代表推進者で53名です。
毎月1回委員会を開催しています。

医療安全推進室の役割と業務

  1. ヒヤリハット報告の情報収集と分析
  2. 安全対策の企画・立案・実施
  3. 安全対策後の評価
  4. 医療安全管理指針および医療安全管理マニュアルの策定
  5. 医療安全に関する職員研修の企画・運営
  6. 医療事故調査に関する対応
  7. 院内巡視
  8. 医療コンフリクトへの対応
  9. 医療安全に関する院内の連絡と調整
  10. 医療安全に関する情報の職員周知
  11. 医療の質の向上

当院の強み

年間3000件を超えるヒヤリハット報告数(標準数=ベッド数×5件)を丁寧に検討し、年間50件を分析している。系統的な分析による改善策を段階的に多職種で立案している。