画像診断センター
業務内容
画像診断センターでは常勤の放射線科医4名(放射線診断専門医3名、心臓疾患を専門とする放射線科医1名)と非常勤の放射線診断専門医12名が読影業務を行っています。読影とはCTやMRI、核医学、レントゲン写真などの画像を高精細モニターで見て、病気の有無や程度を診断し、画像診断報告書を作成することです。検査を依頼した医師はその報告書を基にして治療方針を決定します。画像診断センターでは毎月約2700件の読影を行っています。
特徴
- 迅速な読影報告書の作成を心がけています。早い場合は検査終了後すぐに、遅くとも翌診療日までに報告書を作成しています。検査を依頼した主治医はこの画像診断報告書を電子カルテですぐに閲覧することでき、正確で迅速な診断と治療が可能となります。放射線診断専門医は全身の画像所見に精通しており、依頼した医師の専門外の異常を指摘し、予期しなかった病気の早期診断・早期治療に結び付けることができます。
- 当院には大容量の画像サーバーがあり過去10年間ほどの画像が全て保存されています。以前に撮影された画像や患者さんが受けられた他の検査画像と比較して読影し、病気の診断をより正確に行うことを心掛けています。
- 心臓CT等の心疾患を対象としたCT、MRI、核医学検査はこれを専門とする放射線科医が詳細な読影報告書を作成しています。心臓CTでは少ない身体的負担で冠動脈狭窄の有無を評価できます。
- 画像診断全般の管理を行っており、放射線被ばくに関しては診断参考レベル2020(本邦の放射線診療における適切な被ばくの目安となるもの)にのっとり、検査を受けられる患者さんごとに最適な条件で検査を行って放射線被ばくの低減と正確な診断が両立するように心がけています。
実績
放射線診断科ページの診療統計をご覧ください。
施設認定
日本医学放射線学会認定 放射線科専門医修練機関