非侵襲性出生前遺伝的検査(NIPT)について
当院で非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)を行うことが可能になりました。
当院は、NIPTを実施する認証医療機関(連携施設)です。『NIPT等の出生前検査に関する情報提供及び施設(医療機関・検査分析機関)認証の指針』(2022)に基づき、出生前検査全般に関する情報提供や妊婦さんとその家族への適切な遺伝カウンセリングを行います。
当院は、NIPTを実施する認証医療機関(連携施設)です。『NIPT等の出生前検査に関する情報提供及び施設(医療機関・検査分析機関)認証の指針』(2022)に基づき、出生前検査全般に関する情報提供や妊婦さんとその家族への適切な遺伝カウンセリングを行います。
非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)とは
お母さんの血液で、お腹の中の赤ちゃんが染色体疾患を持つ可能性を調べることができる検査です。
この検査で検出できる疾患は、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、そして13トリソミー症候群の3つの染色体疾患に限定されます。またこの検査でわかるのは、赤ちゃんが3つの疾患を持つ「可能性の有無」になるため、確定診断は羊水検査で行う必要があります。
検査をご希望、ご検討されている方は以下の資料をご覧いただくことをお勧めしています。詳しくは、遺伝カウンセリングにて対応しています。
この検査で検出できる疾患は、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、そして13トリソミー症候群の3つの染色体疾患に限定されます。またこの検査でわかるのは、赤ちゃんが3つの疾患を持つ「可能性の有無」になるため、確定診断は羊水検査で行う必要があります。
検査をご希望、ご検討されている方は以下の資料をご覧いただくことをお勧めしています。詳しくは、遺伝カウンセリングにて対応しています。
PDFファイルをご覧になるためには、AdobeReader® が必要です。パソコンにインストールされていない方は右のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。
NIPTの対象となる方
NIPTは、次のいずれかを満たす夫婦・カップルを対象としています。
- 高年齢の方(一般的には出産予定日に35歳以上とされています)
- 母体血清マーカー検査で、胎児の染色体数的異常の可能性を指摘された方
- 前のお子さんに染色体数的異常があった方
- 胎児超音波検査で、胎児の染色体数的異常の可能性を指摘された方
- 夫婦・カップルのいずれかがロバートソン型転座を有していて、胎児が13トリソミーまたは21トリソミーとなる可能性がある方
- 13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーに対して強い不安を感じている方
上記の条件に加え、次のすべて満たす夫婦・カップルに限定してNIPTを実施します。
- 原則として当院で分娩される方
- 検査前後の遺伝カウンセリングにパートナーが同席できる方
- 検査日が妊娠10週以降14週6日までであること
- 多胎妊娠ではないこと
受診方法
検査を受ける方は、必ず遺伝カウンセリング外来を受診して頂きます。
遺伝カウンセリング外来は完全予約制です。NIPTを受ける方は、少なくとも3回受診が必要です。検査前の遺伝カウンセリングと結果開示は、必ず夫またはパートナーと受診して下さい。
電話での遺伝カウンセリングの予約・相談は受け付けておりません。
遺伝カウンセリング外来は完全予約制です。NIPTを受ける方は、少なくとも3回受診が必要です。検査前の遺伝カウンセリングと結果開示は、必ず夫またはパートナーと受診して下さい。
電話での遺伝カウンセリングの予約・相談は受け付けておりません。
第1回目の受診(産科外来)
当院かかりつけの方は、産科外来でNIPTを希望する旨を担当医師にお伝えください。遺伝カウンセリングの予約をします。
当院かかりつけ以外の方は、かかりつけの医療機関を通して産科外来の予約を取り、紹介状を持参して受診してください。10週6日までに受診できるよう予約をお取りください。産科外来受診時に遺伝カウンセリングの予約をします。
当院かかりつけ以外の方は、かかりつけの医療機関を通して産科外来の予約を取り、紹介状を持参して受診してください。10週6日までに受診できるよう予約をお取りください。産科外来受診時に遺伝カウンセリングの予約をします。
第2回目の受診(妊娠12週〜14週頃 原則火曜日午後)
遺伝カウンセリングを行います。夫またはパートナーと受診してください。NIPTを希望される方は、当日採血します。
検査の実施については、遺伝カウンセリングを受けて充分に検討して下さい。
検査の実施については、遺伝カウンセリングを受けて充分に検討して下さい。
第3回目の受診(採血から2週間後 原則火曜日午後)
NIPTの結果をお伝えします。夫またはパートナーと受診してください。検査結果によって、必要な方には羊水検査の説明と予約をします。
検査方法
NIPTは採血による検査です。検査に必要な血液は10mlです。
費用について
検査に関わる受診は、全て自費診療です。遺伝カウンセリングとNIPT費用は合わせて20万円です。
NIPT費用は、結果開示、検査陽性や判定保留の遺伝カウンセリング、および羊水検査にかかる費用を含みます。
NIPT費用は、結果開示、検査陽性や判定保留の遺伝カウンセリング、および羊水検査にかかる費用を含みます。
遺伝カウンセリング | 10,530円 |
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非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT) | 189,470円 |
- 結果開示、必要時の羊水検査にかかる費用を含みます。
- 検査費用は理由の如何によらず返金できません。
検査前・結果開示後のいずれの時期にも、ご希望があれば追加で遺伝カウンセリングを受けていただくことができます。追加の費用は発生しません。
NIPTに関する遺伝相談担当者
徳永 直樹 | 日本産婦人科遺伝診療学会修了者 磐田市立総合病院・産婦人科 |
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大髙 幸之助 | 臨床遺伝専門医 磐田市立総合病院・小児科 |
岩泉 守哉 | 臨床遺伝専門医 浜松医科大学医学部附属病院 |
小島 梨沙 | 認定遺伝カウンセラー 浜松医科大学医学部附属病院 |
お問い合わせ(ご紹介元の医療機関向け)
個人のご相談は受け付けておりませんのでご了承ください。
外来予約
TEL:0538-38-5000 FAX:0538-38-5050
平日 8:15~17:00 《土日祝日、年末年始(12/29~1/3)は休業》
平日 8:15~17:00 《土日祝日、年末年始(12/29~1/3)は休業》