要支援小児患者対策チーム
不適切な養育によって子どもの健全な身体的・精神的発達が阻害された、またはその可能性のある「マルトリートメント症候群」に対応するチームです。マルトリートメントとは、虐待と同じです。外来・入院患児の診療で「このおうち大丈夫？」と思った看護スタッフ、地域関連機関から連絡を受け、子どもの安全担保を第一優先にして活動します。
チーム編成
小児科医師、医療ソーシャルワーカー、小児専門看護師、救急外来看護師、小児科病棟看護師長、公認心理師、周産期担当PFM看護師
業務内容
- 虐待等不適切な療育が疑われる小児患者が発見された場合に院内からの相談を受けます。
- 主治医及び多職種と十分に連携をとって療育支援を行います。
- 症例を把握・分析し、療育支援の体制確保のために必要な対策を提案します。
- 院外の医療機関、地域機関と連携します。
- 院内職員研修を企画・実施します。
特徴
- 毎月1回カンファレンスを開いてメンバー全員で症例の継続的な支援を検討します。
- 地域機関との協議会へ定期的に参加し連携を図ります。
