院内迅速対応チーム(RRT)
Rapid Response System;RRSは院内救急対応システムと呼ばれ、心肺停止や集中治療が必要な重大な合併症を未然に防ぐための体制のことを言います。現在、院内でRRSに関わる医療チームが入院している患者さんの病状悪化をできる限り早期に発見し適切な介入を行うことで、入院患者さんの急変発生率を低下させることを目的に活動しています。
当院では2022年9月よりRRSを導入しています。
当院では2022年9月よりRRSを導入しています。
引用元(日本院内救急検討委員会ホームページ)
メンバー
- 救急科医師
- 救急看護認定看護師
- 医療安全推進室
- 各病棟リンクナース
- 入院患者にかかわるコメディカルスタッフすべて
活動
- RRS起動に対応できるようチーム体制を整備する。
- 専用PHSの導入、ポスターを掲示し、院内全体へのRRSの周知を行い、起動ツール(ポケットカード)を配布し、システム起動を容易的にする。
- 急変時の医療チームによる効果的な介入を促進させるため、評価・報告ツールを用いて、診療の質を担保する。
- 病状悪化の早期発見につながる観察力を向上させるために、職員に対する教育を行う。
- 介入症例や予期せぬ死亡となった症例に対して症例検討会やフィードバックを行い、チーム活動の質を向上させる。
- データ収集を行い統計、分析を行って改善策を検討し、システムの向上につなげる。
- チームと各病棟間をつなぐリンクナースを配置し、看護の質やチームとの連携を向上させる。
カンファレンスの様子