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先輩の声

放射線技師の先輩


専門性と経験を向上させ、多彩な検査に挑戦できる

[放射線診断技術科 放射線技師]齋藤太壱さん(2年目)鈴鹿医療科学大学出身

放射線診断技術科 放射線技師
齋藤太壱さん(2年目)
鈴鹿医療科学大学出身

「考えて行動する」技師の姿に心打たれて

母が医療事務の仕事をしていたことで、昔から医療現場の話をいろいろ聞かされていました。その中で「放射線技師って面白そうだな」と思ったのが、この道を志すきっかけです。就職先を選ぶ際にはいくつか病院見学をさせていただきましたが、当院に入職した理由は「この病院の技師さんはすごく考えて行動しているな」と感じたからです。指示された通りに、言われたままに動くのではなく「これはどうしますか?」「ここはこう思うのですが」など、専門職としての意見や提案などをどんどん伝える姿勢に心打たれたんです。また、このように職種の垣根をこえたチーム医療体制がしっかり確立されているところも魅力的でした。

意外と重要なコミュニケーション能力

1年目は、必須である当直業務(レントゲン、CT、TV検査)を重点的に習得し、2年目からはさまざまな検査業務のローテーション。今はMRIの操作を教えてもらっている段階です。入職してすぐに戸惑ったことと言えば「意外と患者さんと接する機会が多いな」ということですね。大学時代の実習などでは、もう少し黙々とした業務をイメージしていたのですが、実際の現場だと、限られた時間の中でもさまざまな患者さんとコミュニケーションをとる必要があり、その中で的確かつスピーディな検査が求められます。また、技師の仕事は看護師とのやり取りが頻繁にあるので、そこでも円滑なコミュニケーション能力が重要だと感じました。

先輩方の実力は「スゴい!」の一言

職場の雰囲気はすごく良いですね。人間関係の部分でもストレスを感じることはありません。現状は同年代の技師が少ないのですが、歳の離れた先輩方でもみなさんすごくフレンドリーに接してくれます。仕事に関することだけでなく、社会人としての振る舞いについてやプライベートなことについてまで話しかけてくれますね。もちろん、先輩方の実力というのも「スゴい!」の一言。日々とてつもない数の検査をこなしながら、ひとつひとつの検査結果の分析も的確に行なっているので、憧れないわけにはいかない存在です(笑)。学校で習った教科書的なスキルとは別の、イレギュラーなケースに対応していくノウハウなんかは本当に勉強になりますね。

まずはすべての検査に対応できるように

うれしい瞬間は、やはり自分が担当した検査画像がしっかり診断に役立った時。まだまだ失敗することも多いのですが、その失敗のひとつひとつを貴重な経験として自身の力に変えていくとこが大切だと思っています。今後の目標としては、月並みですが、もっともっとみなさんから信頼される技師になること。各種認定資格にも挑戦していきたいですし、アンギオ(血管造形)検査やPET(核医学)検査といったまだやったことのない検査がいくつかあるので、これらもできるだけ早く経験したいですね。とにかく、まずは、この磐田市立総合病院で行われる検査のすべてに対応でき、いずれの検査でも高い知識と技術を発揮できる、そんな放射線技師を目指していきます!
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