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トピックス

特定保健指導ってどんなことをするの?


当院での特定保健指導は保健師が行っています

『特定保健指導』とは、日本人の死亡原因の約6割を占めるとされる生活習慣病等の予防や健康維持・増進を目的として、生活習慣の改善などを実施するための保健指導を指します。健康診断の結果から、主にメタボリックシンドローム(内臓脂肪の蓄積に加えて、「脂質異常」、「高血糖」、「高血圧」のうち、2つ以上該当した状態)に着目し、生活習慣病のリスクに応じて保健指導を行うべき対象者を抽出します。
その際、①「情報提供」のみを行うレベル、②「動機づけ支援」を行うレベル、③「積極的支援」を行うレベルの三段階に分けられます(図1)。

図中の「血糖」、「血中脂質」、「血圧」の項目を見ておわかりのように、メタボリックシンドロームの診断基準は、少し厳しいことが分かります。『特定保健指導』は、病気と診断される一歩手前の発症リスクが高い人を選別し、早めに食事や運動などの生活習慣を改善することで、脳血管疾患や虚血性心疾患、腎症などにつながるメタボリックシンドロームや高血圧、脂質異常症、糖尿病などの発症や重症化を予防し、健康寿命の延伸を図ることが目的です。

『特定保健指導』の内容は画一的なものではありません。健診結果や健診時の質問票から、指導対象の皆様との面談のなかで、体質や仕事の内容、生活環境・生活リズムを教えていただき、一緒に改善策を考えていきます。その上で、面談時の疑問や声にあわせ、自分の身体の中で何が起こっているかを具体的にイメージできるように、学習教材や資料を使ってお話しさせていただきます。『特定保健指導』の目標は、皆様が自分で納得し、問題解決へと気持ちが向かっていくことです。

私たち健診センタースタッフは、生活習慣の見直しが必要な皆様への指導を通して、わかりやすい説明を心がけ、皆様のお気持ちに寄り添える存在でありたいと思っています。
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