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トピックス

がん薬物療法専門医として


チームミーティングで多職種と情報共有を行う瀧浪医師

がん医療の進化について

当院は、人口46万人を有する中東遠地域で唯一、高度ながん医療を提供する「地域がん診療連携拠点病院(高度型)」に指定されており、各臓器の専門医が十分な知識と経験のもと、がん医療を提供しています。

がん医療は急速に進歩し、臓器ごとに専門性が高まっています。例えば、多数のがん治療薬の中から、治療効果が期待できる薬剤を選択するための遺伝子検査の種類は、臓器毎に急速に増えています。「オプジーボ 」などのがん免疫治療薬も多くの臓器で使用できるようになり、2種類のがん免疫療法薬の併用療法、従来の殺細胞性抗がん薬との組み合わせ、術後の再発を減らすための補助療法が新しい治療となりました。

臓器別の治療が高度化する一方、がんに関するメカニズムの解明とともに「高頻度マイクロサテライト不安定性を有する固形がん」を代表とした臓器にとらわれない治療も登場し、がん医療はさらに進化しています。

一人ひとりに適した医療の提供

がん薬物療法専門医は、質の高いがん医療を実現するために、幅広い臓器のがん薬物療法の知識と技術をもった医師です。私は、がん薬物療法専門医として、それぞれの専門医やがん専門の薬剤師・看護師・緩和ケアチームと連携し、臓器別の専門性が高い治療または臓器にとらわれない治療の選択などに関わることで、地域の患者さん一人ひとりに適したがん医療を提供できるよう、最善を尽くします。また、がん免疫治療における肝機能障害に関する多施設共同研究や、がんの診断・治療に欠かせない放射線を用いた内視鏡検査をより安全にするための機器について企業と共同開発するなどを通して、がん医療の発展にも全力で貢献しています。

消化器内科科長 瀧浪 将貴

認定資格
日本内科学会認定内科医
日本肝臓学会認定専門医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
がん薬物療法専門医
緩和ケア研修(PEACE)修了
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