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トピックス

がん相談支援センターの仕事



プライバシーに配慮し、幅広い悩みに対応

がん相談支援センターは、患者さんやご家族を幅広くサポートします。センター長(医師)、看護師、公認心理師、医療ソーシャルワーカー(MSW)が様々な相談に対応しています。

がん相談は名前を明かさなくても、対面でも電話でもかまいません。直通電話もありますのでご活用ください。当院に通院していなくても、本人でなくても、がんに関する相談ならどなたでも可能です。対面での相談は、プライバシーに配慮した相談室で行います。

患者さんやご家族へのサポートの一例を紹介します。

  • がんサロンで患者さん同士が話せる(ピアサポートといいます)場の提供
  • AYA世代サポート(妊孕性温存を含む)
  • お仕事年金相談(就労支援)、働く世代への支援、治療と仕事の両立支援
  • がんの家族がいる子どものサポート 
  • 遺伝相談・遺伝カウンセリングのサポート
  • 乳がん患者会「陽だまり」への協力 
  • アピアランス・ケアの相談 等々
※AYA世代とは、思春期・若年成人のことで一般には15~39才を指します。この世代は進学・結婚・就職・子供の誕生など人生にとても重要な時期です。
がん相談、患者さんのサポートいずれも、緩和ケアチームと密接に連携し、療養のお手伝いをしています。
【電話相談】
☎0538-38-5286(がん相談支援センター直通)
☎0538-38-5000(代表)
※はじめに「がんの相談」とお伝えください。
【受付時間】8時15分~17時00分 月曜日~金曜日
(祝日・年末年始(病院の休業日)を除く)
緩和医療科部長兼がん相談支援センター長
中澤 秀雄

一人で悩まず相談を/がん相談支援センター 看護師

「なぜ私ががんになったのだろう」「この先どうすればいいの」など、がんの診断や治療の過程で、多くの患者さんや家族は不安を感じ気持ちが動揺します。自分の中に閉じ込めず誰かに話してみましょう。身近な方に話すことが難しいときには、ぜひ「がん相談支援センター」をご利用ください。お話をうかがい、一緒に状況を整理し、向き合い方を考えるお手伝いをします。話すことで気持ちが少し楽になるかもしれません。

「主治医からの説明がよくわからない」「治療の副作用が心配」「痛みが続いてつらい」「家族としての関わり方」など様々な相談に対応していますので、まずはご相談ください。時には他の部門への橋渡しを行います。

これからも患者さんや家族の気持ちに寄り添い、その人にあった方法で一歩一歩進んでいけるようにサポートしていきます。

経済的、社会的な不安をサポート/がん相談支援センター 医療ソーシャルワーカー

医療ソーシャルワーカー(MSW)は、医療機関での福祉の専門職で、当院のMSWは社会福祉士の国家資格を有しています。がんの治療を受けるうえで患者さんやご家族の抱える経済的、心理的、社会的問題の解決や社会復帰などの問題に対し、社会福祉の観点から支援します。

「がんの治療は高いって聞いたけど大丈夫かな」「仕事は辞めた方がいいのかな」「治療中、仕事が出来ないけど収入はどうなるの」等、患者さんやご家族のお話をうかがいながら一緒に考え、抱えている問題の解決に向けてお手伝いをします。

社会資源の有効活用について一緒に考え、安心してがん治療に専念出来るよう、また療養生活が送れるようお手伝いさせていただきます。

心のケアをしています/がん相談支援センター 公認心理師(臨床心理士)

がんと診断されると多くの人は、不安になったり、落ち込んだり、何も考えられなくなってしまいます。また、患者さんだけでなくご家族も、気持ちのつらさを抱えることがよくあります。そんなときは、ひとりで抱え込まないで公認心理師にご相談ください。

公認心理師は、患者さんやご家族からお話をうかがい、混乱する気持ちに寄り添い、問題を一緒に整理しながら、患者さんやご家族が自らの心の状態に気づき、その人らしく病気と付き合っていくお手伝いをさせていただきます。例えば「眠れない」「気持ちが落ち込む」「何も楽しくない」といったお気持ちに関することや「子どもにがんをどう伝えたらいいのか」などの相談ができます。お気軽にご相談ください。
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