当院自慢のスペシャリスト
認定病理検査技師
病理診断は、病名が確定することから「最終診断」ともいわれています。病理診断に従事する臨床検査技師が、患者さんから採取された細胞や組織臓器から病理標本を作製し、病理医は、顕微鏡で標本を診て、また分子病理学的検索等も含め病理診断を行います。不適切な病理標本を作製してしまうと、病名やがんのステージ等が変わってしまうこともあります。正確な病理診断には、我々病理技師の適切な病理標本作製が不可欠なのです。「認定病理検査技師」は、日本病理学会と日本臨床検査技師会から病理実務での経験年数や専門的な研修、協働する病理専門医の推薦と試験を経て、病理に関する技術・専門的知識、部門の運営能力が認められた臨床検査技師です。特にがん診療において、病理検体の重要性は増してきています。患者さんからの病理検体の質を向上維持し、また正確な病理診断・遺伝子診断などをご提供できるよう、病理専門医と病理技師の協働のもと、病理の道を邁進してまいります。
病理標本を作製する認定技師
前列 認定資格を取得している臨床検査技師
後列 病理医の先生方