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トピックス

がん患者さんの生活と治療の 両立をめざす放射線療法


がん治療の3本柱の一つである放射線治療は、治療機器や技術の進歩により目覚ましい発展を遂げている分野です。放射線治療は、局所療法であり身体を傷つけることなく治療を受けられるため、身体への負担が少ない治療です。小児から高齢者、合併症のある患者さんにも適しており、放射線治療に対する需要は高まっています。治療目的もがんの治癒を目指す根治治療から症状の緩和まで幅広く適応され、がん治療で重要な役割を担っています。

がん放射線療法看護認定看護師

がん放射線療法看護認定看護師は、放射線療法看護分野において熟練した看護技術と知識を有する者として、日本看護協会の認定を受けた看護師です。現在全国で393人が認定されており、静岡県内では19人の看護師が活躍しています。

認定看護師の役割は、専門知識に基づき、患者さんやご家族の治療に関する意思決定支援や治療効果が最大限に発揮され安心して治療が受けられるよう不安の軽減、身体症状に応じたセルフケア指導及び副作用の予防・症状マネジメントを行い、計画された放射線治療が完遂できるように支援していくことです。

放射線治療

放射線治療と聞くと「被ばくする」「何となく怖い」など、目に見えない放射線に対する不安を抱えながら治療に臨んでいる方も多くいらっしゃいます。
私は、放射線治療センターに勤務し、放射線治療を受ける患者さんやご家族の抱えている不安を緩和し安心して治療を受けることができるように、放射線治療に対する正しい知識を伝え、治療過程で起こる副作用症状に対する予防的セルフケア支援、身体的精神的サポートを行っています。

放射線治療は、侵襲の少ない治療ですが長期間継続して治療を行う必要があり、生活の中に治療を組み込んでいく必要があります。患者さん個々の生活を大切にし、自分らしく生活と治療が両立できるように患者さんと一緒に治療完遂を目指し、継続した支援を行っていきたいと思います。
患者さん、ご家族の治療や疾患に対する様々な思いに寄り添い、少しでも苦痛や不安が軽減でき心和らぐ環境が提供できるよう、多職種と連携を図りながら治療のお手伝いをさせていただきます。
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