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トピックス

小児専門病棟の開始で、外来と入院の切れ目ない看護を提供


3階西病棟看護師

クリスマス会

多職種によるカンファレンス

プレイルーム

 3階西病棟は、小児専門の病棟であり、2024年4月から病棟看護師は小児科外来業務も担うようになりました。
 小児病棟は、小児科特有の疾患の患者さんだけでなく手術前後の患者さんまで、15歳未満のあらゆる科の患者さんが入院される病棟です。感染症の患者さんが多いことや、発達段階が様々であることを考慮し、病室を有効に活用しています。また、患者さんの年齢や運動発達に応じたベッドの選定や病棟内の環境整備を行い、安全に入院生活が送れるよう配慮しています。入院生活は、慣れない環境や治療への苦痛・不安があると考えられるため、患者さんだけでなくご家族にも丁寧な説明や笑顔での対応を心がけています。また、少しでも入院生活の中で笑顔が引き出せるよう、夏祭りやクリスマス会などの季節毎のイベントを開催しています。
 小児病棟では、毎日医師・看護師など多職種でカンファレンスを開催し、入院中の患者さんだけでなく外来通院中の患者さんについても情報共有をしています。入院時から退院を見据えた関わりをし、退院後も安心して生活ができるよう、患者さんやご家族に寄り添う看護を大切にし、多職種で介入をしています。
 小児科外来は、一般的な感染症や流行性疾患だけでなく、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、神経疾患、発育や精神運動発達の問題を抱える子どもなど、多岐にわたる疾患の診察や予防接種などを行っています。診察や処置が安全かつスムーズにいくように病棟と外来の看護師が連携をとり、患者さんの不安や負担軽減につながるよう努力しています。
 病棟と外来を一元化することで、外来受診から入院へ、退院後から外来通院へと、顔の見える関係が増え、患者さんやご家族だけでなくスタッフの安心にもつなげることができています。患者さんのためによりよい看護が提供できるよう、スタッフ一丸となって努力していきたいと思います。
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